頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 165回 グランドセイコー SBGH273 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百六十五回目のレビューはグランドセイコー SBGH273です。

日本の二十四節気を表現したシリーズ物の一つです。北米で大変好評だったものを日本に逆輸入したモデルとなっています。

話は変わりますが既にグランドセイコーは何年も前から日本よりも海外の販売比率のほうが高くなってしまった関係で限定モデルの日本の割り当てが少なくなってしまい日本ではかなりの取り合い状況となっています。

こちらは限定ではありませんが今後出る限定モデルを検討の方はオフィシャルHPに出た段階でオーダー掛けないと間に合わないです。

 

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総合評価: 88点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインはグランドセイコー初の自動巻きケース「62GS」を取り入れたものとなっています。以前限定モデルで62GSケース出ていてとても人気がありましたが今回も人気が出そうです。

このモデルはベゼルレスになっていて文字盤が大きく見えてかつアグレッシブさを演出しているように見えます。

秋分のすんだ夜空をイメージした文字盤でよく見ると起毛したような紺色になっています。まるで秋のすすきのような文字盤に見えて非常に手間隙がかかっています。

 

外装: 23点

ケースは62GSケースでブレスレットも新型の9SA5のような逞しいものとなっていて相性も非常に良いです。

ベゼルレスとボックスサファイアの組み合わせという非常に難しいことを採用しています。

 

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厚みは12,9mmと少し厚いですがそれでも従来の9Sモデルの中では薄いほうです。

サイドのつや消しの幅を薄くすることでよりケース全体が薄く見えるようになっています。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントは9S85の36000振動モデルです。

 

コストパフォーマンス: 22点

価格はレギュラーモデルと同じになっています。レギュラーモデルは44GSケースでこちらもかなりコストのかかるものなので甲乙つけがたいです。

二十四節気の中でもかなり人気のモデルですので是非実機をご覧になってください。