頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 166回 セイコー プレザージュ SARY193 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百六十六回目のレビューはセイコー プレザージュ SARY193です。

こちらは1964年に発売されたセイコークラウンクロノグラフの復刻デザインとなります。

 

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総合評価: 82点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインは配色といいクラシック感のあるものとなっています。非常に温かみのあるデザインとなっており昔からあるセイコーのデザインの良さを活かしている印象です。文字盤はほかにもグリーンや黒がありますがこのシルバー文字盤が一番しっくりくる印象です。ダイヤルの内側に夜行塗料が

 

外装: 21点

外装の特徴はボックス型のガラスを採用しています。ケースなどは通常の仕上げで特にダイヤシールドなどの処理は施されてはいません。

 

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厚みは12mmと薄くはありません。このボックスガラスの分1mm程厚くなった印象です。

 

ムーブメント: 17点

ムーブメントは4Rで普及モデルに搭載されているものです。大体5万円前後の時計に載せられています。精度も掲載されているほど悪くはありません。

 

コストパフォーマンス: 22点

ムーブメントや外装はいたって普通ではありますがデザインが良いのでこの価格帯でクラシックな時計が好きな人はお勧めです。

この時計は作りやムーブメントで選ぶものではなくデザインや雰囲気で選ぶものなのでこのモデルを見て良いと思ったら買いだと思います。