頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

380回 グランドセイコー SBGY035 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百八十回目のレビューはグランドセイコー SBGY035です。2024年の後半の限定は赤い色が多い印象です。こちらは2004年に登場したキャリバー9Rの20周年記念限定モデルです。

 

 

総合評価: 83点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 21点

秋の常念山脈や穂高連峰をイメージした文字盤でグラデーションのあるオレンジレッドの文字盤に仕上がりました。

今後時計のトレンドが文字盤のこだわりに移行していくといわれている中グランドセイコーは世界でもっとも先進的なデザインと技術でトップメーカーといえます。

 

外装: 21点

外装は通常モデルと同じものとなっています。エレガントモデルらしくケースも流線型で品のあるものとなっています。

 

 

厚みは10,2mmと腕にぴったりとつく丁度良い厚みとなっています。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントは手巻きスプリングドライブの9R31となっています。裏側が非常に美しく自動巻き以上に美しさを追求したものとなっています。

 

コストパフォーマンス: 20点

9R31ムーブメントなのでどうしても高くなってしまします。通常モデルと比べると1万円高いだけなので限定ということを考えるとお得感もあります。

全国的には既に完売しているようなのでまだ残っているようであれば是非実物を見てくいださい。