頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー オリエントスター メカニカルムーンフェイズ RK-AY0108S 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百十五回目のレビューはオリエントスター メカニカルムーンフェイズ RK-AY0108Sです。

テンプ周りのスケルトンを廃した限定モデルとなります。

 

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総合評価: 83点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

スケルトンでないだけでぐっと大人っぽいデザインに仕上がりました。ロンジンやインターナショナルのような洗練されたデザインになりました。

また、この時計案外厚みがあるのですがデザイン上で厚く見せないようにベゼルとラグを薄くしてます。

 

 

外装: 19点

外装は通常のモデルと同じ仕上げになっています。全体をポリッシュにしていますがここはコストはかかりますがヘアラインとの併用でより高級感を出して欲しかったです。

 

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厚みは13,8mmと結構厚めです。デザイン的にクラシックなのでここはもっと薄くして欲しかったです。クラッシクな時計なのでもっと薄くして10mmぐらいにまでしてほしいです。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは精度が向上したF765ムーブメントです。精度も通常モデルよりも向上したものとなっております。

パワーリザーブ、厚みの面でも現状出ているモデルと比べるとやや見劣りしているので是非次世代機の開発をしてほしいです。その時はパワーリザーブ80時間以上、ムーブ厚4mm以下は必須でしょう。

 

コストパフォーマンス: 20点

セミスケルトンモデルよりも1万円安くなっています。コスト的には変わらないと思いますが少しお得になっています。

スイス時計のようなクラシックな時計を探している人にはピッタリだと思います。