こんにちは、第二百六十二回目のレビューはオリエントスター メカニカルムーンフェイズM45 RK-AY0118Lです。非常に珍しい文字盤の限定モデルです。
神秘的な星団「M45すばる」をモチーフにしたものとなります。
総合評価: 86点
(各項目25点満点)
デザイン: 24点
良い意味でオリエントスターらしくない形です。スイス時計のH・モーザーを代表するフュメダイヤルを思わせるようなブルーグラデーションが非常に綺麗です。これはペイントではなくラッピング加工によるもの。これは世界的にも有名なエプソンの技術力あってこそ。ラッピングでこれだけのものを作れるのは世界でもオリエントだけでしょう。ムーンフェイズもこれだけ金色で浮き出るような神秘的な文字盤になりました。
外装: 20点
外装は通常モデルにおそらくIPコーティングをかけたものだと思われます。(DLCではない)付属にコードバンのベルトがついてくるのはありがたいです。
厚みも通常モデルと同じく13,8mmと3針時計としてはやや厚いです。これはもっと薄くできるはずなので改善してほしいです。
ムーブメント: 22点
ムーブメントは精度が向上したF7M65ムーブメントを採用しています。クロノメーターほどではなくパワーリザーブも50時間と今の他社製と比べるとやや見劣りします。
コストパフォーマンス: 20点
限定モデルとはいえ30万円を超えてきました。この価格だと競合のハミルトンを越えてロンジンと比べることとなります。ロンジンと比べると遜色はないので好みの問題だと思います。とはいえこの唯一無二の魅力的な文字盤は所有したいという気持ちにさせてくれるので非常におススメの1本です。