頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

337回 オリエントスター モダンスケルトン RK-AV0126B 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百三十七回目のレビューはオリエントスター モダンスケルトン RK-AV0126Bです。モダンスケルトン10周年を記念して新たに登場したオールブラックモデルです。

 

 

総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

オールブラックになると雰囲気が全然変わってきますね。全体をモノトーンでまとめているので非常に落ち着いた洗練された印象になっています。

このモダンスケルトンがオリエントスターでは最も数が売れているモデルになっています。

 

外装: 21点

外装はステンレスにIPめっきであると思います。傷等に強いわけではなく時間と共に薄くなってくると思いますがそれも味として楽しむことが出来ます。

 

厚みは12mmで標準的なものとなっています。ラグが下がっていないのでやや腕の上で安定しないかもしれません。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは50時間パワーリザーブのあるF6F44を搭載しています。精度もオリエントスターの標準的なものとなっています。

 

コストパフォーマンス: 23点

今まで競合だったハミルトンがかなり高くなってしまったので相対的にお得感がかなり高いものになっています。値上げしなかったのがここに来て相当強みとなっています。ハミルトンと比べても近い性能ながら価格は40%ほど安くなっておりさらに下のティソと同等の価格帯になっており非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。