頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

349回 オリエントスター RK-AY0123N 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百四十九回目のレビューはオリエントスター RK-AY0123Nです。すばるのようにいつまでも輝き続ける時計というイメージのシリーズとなります。

 

 

総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

このモデルはなんといってもオールブラックなデザインが一番目を惹きます。文字盤も非常に手間隙の掛かっているブラックグラデーションで非常に洗練された印象を受けます。今までのモデルではブルーのモデルと並んで非常に良い出来です。

 

外装: 20点

ケースのブラックは残念ながらIPめっきのようです。ここまでの価格にしたのであればDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)加工を施して欲しかったです。

 

厚みは13,8mmとなっておりシンプルな時計としてはやや厚めとなっています。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントはF7M65を採用していてオリエントのラインナップの中でも高精度モデルとなっています。表記の精度よりも良いので実際はクロノメータークラスの精度は出ていました。

 

コストパフォーマンス: 20点

正直オリエントスターで34万円というのは高いと感じます。スケルトンに関してはさらに手間隙かかっているので仕方ないと思います。文字盤にかなりコストをかけているということと人とは被らないという点では価値があると思うので気になる人は是非店頭でご確認ください。