頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

323回 グランドセイコー SBGX355 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百二十三回目のレビューはグランドセイコー SBGX355です。グランドセイコーで一番人気の「雪白」モデルのクォーツ版となります。

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインは「雪白」を忠実に再現しています。このモデルは秒針のブルースチール針が目を惹きます。ただ、全体的にケース径が小さいため高級感はスプリングドライブ程ではないです。パワーリザーブがないだけで結構印象が変わります。

 

外装: 22点

ケース、ブレスレットにはブライトチタンを採用していて難しいチタンへのポリッシュ加工も同じく施されています。このあたりはさすがグランドセイコーでコストかけています。

 

 

厚みは10,6mmでクォーツの為スプリングドライブよりも2mm薄くなっています。

 

ムーブメント: 21点

高性能な9Fクォーツを搭載してます。年差10秒以内というクォーツ時計としては最高クラスの精度です。(ザシチズンの年差5秒には及びませんが)

 

コストパフォーマンス: 20点

高性能な9Fクォーツでブライトチタン製とはいえ50万円台は高いと感じます。

チタンで正確な高級時計好きな人にはぴったりですが比較的余裕のある人向けでしょう。ケース径が37mmなので腕の細い人にもピッタリです。