頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー セイコープロスペックス SBDL083 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百十四回目のレビューはセイコープロスペックス SBDL083です。

セイコー創業140周年を記念して登場したモデルとなります。

 

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総合評価: 81点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインは世界中で人気の「SUMO」のデザインです。写真では分かりにくいですが文字盤はグリーンとなっています。

このシリーズはインダイヤルの配置も絶妙ですね。まとまっていてとても良いと思います。インダイアルがしっかり詰まっていて全体的に塊感が出ていてとても良いデザインです。

 

外装: 21点

この価格帯ですがケースの仕上げは機械式のモデルに準ずるものとなっています。この価格帯でこの仕上げなら上出来です。

クロノグラフもプッシュボタンがネジになっていて誤作動防止機構となっています。このあたりしっかりとコストかけていますね。さすがです。

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厚みは13,7mmとなっており、クォーツとはいえクロノグラフダイバーとしては薄い方だと思います。ただベゼルが張り出しているのでちょっとごろごろするかもしれません。

 

ムーブメント: 16点

ムーブメントは通常のクォーツクロノグラフとなっています。

 

コストパフォーマンス: 22点

プロスペックスのダイバークロノグラフはあまり人気がないのですがクォーツで価格も抑えていて実は隠れた名品です。

シリコンストラップ付属(これだけで2万円近くします)するのでベースモデルより1万円高いことを考えるとこちらの方がお得です。

また、グリーン文字盤もそこまで派手でないので日常使いも問題ありません。