頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

351回 グランドセイコー SBGC275 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百五十一回目のレビューはグランドセイコーSBGC275です。もともと限定モデル専用のケースデザインで今回のこちらも限定モデルとなっています。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインは過去に限定で出ていて今年からレギュラーモデルとして取り上げられたケースデザインを採用しています。ラグがライオンの爪でケースをつかんでいる力強さを演出しています。

文字盤のライオンの鬣をイメージした赤いところが好みがハッキリ分かれるところではありますが個性的で良いと思います。

 

外装: 21点

ケースはブライトチタンを採用しています。全体的にかなり力強く表現する為にしっかりしたつくりになっています。

 

厚みは16,8mmとかなりの厚さです。ケースとブレスの厚みが違うため通常であれば手の上でぐらぐらしそうですがブライトチタンのため軽いのでそこまで気になりませんでした。

 

ムーブメント: 23点

ムーブメントはスプリングドライブクロノグラフの9R86を採用しています。世界一高精度なクロノグラフウォッチです。しかもこのモデルはさらに精度を追い込んだ特別調整モデルとなっています。

 

コストパフォーマンス: 22点

価格は180万円と非常に高額ながら限定モデルであること、特別調整モデルであることを考えると価格は妥当であると思います。通常モデルよりも10万円上がっていますがこれらのことを考えると仕方がないと思います。

文字盤の色さえ気にいればとてもおススメです。