頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

316回 グランドセイコー SBGW305 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百十六回目のレビューはグランドセイコー SBGW305です。

以前からあったモデルのリニューアルモデルとなります。

 

 

総合評価: 90点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

最初期のセイコーデザインを思わせるようなクラシックなデザインとなっています。日付がなくすっきりとしており、ブレスレットもこのモデル専用の米粒のようなデザインで前モデル同様に独自の世界観があります。

 

外装: 23点

このモデルはなんといってもブレスレットが特徴的です。ライスブレスレット(米粒)が非常にクラシカルでとてもいいですね。前作はご年配の方がよく買っていましたが最近では若い人の購入も目立ちます。

また、グランドセイコーは通常はケースバックがスクリュータイプですがこちらはネジで裏蓋を留めているものとなります。なので防水性能も日常生活防水となります。

 

厚みは11,7mmと手巻きとしては特に薄いというわけではないです。

 

ムーブメント:22点

ムーブメントは9S64という手巻きムーブメントを採用しています。こちらも手巻き用に地板変更が加えられていてこだわりを感じます。

 

コストパフォーマンス: 22点

以前のモデルよりも約1割上がっていますがそれでも十分お値打ち間が高いといえます。文字盤とブレスレットが独特な為昔からファンの多いモデルとなっています。

前作よりは高いですがまだ手巻きで70万円ならありかと思います。