頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

315回 クレドール GCBE991 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百十五回目のレビューはクレドール GCBE991です。「ゴールドフェザー」というあらたなシリーズのステンレスモデルとなります。

 

 

総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 21点

デザインはシンプルでスモールセコンドを搭載しクラシック感を出しています。

また、長針が一番外まで伸びているので視認性も良いです。ベゼルを薄くして文字盤を大きく見せる手法もこのモデルだととても良いです。

正直メタルブレスレットよりも革ベルトのほうが合うデザインではありますが毎日付けようと

 

外装: 21点

外装も非常にこだわったものになっています。ブレスレットもこだわっておりケースとブレスレットが独特の留まり方になっています。ブレスレットも専用7連ブレスになっており良好です。

 

厚みは8,0mmと機械式としては非常に薄いものとなります。このあたりはさすが68系ムーブメントです。

 

ムーブメント: 25点

国産時計の機械式で最も薄い68系ムーブメントを搭載(ムーブメント厚1,98mm)は国宝級のムーブメントで長年使われていて非常に安定感のあるものです。このサイズでこの薄さはもうスイスでも作れないレベルだといえます。

 

コストパフォーマンス: 19点

以前の68系ムーブメントの同じようなモデルは60万円台だったことを考えると約2倍にもなります。とはいえ68系ムーブメントではもっともお得な価格になっているので今後高くしかならないこのシリーズを早めに買っておくのもありだと言えます。