こんにちは、第二百五十二回目のレビューはグランドセイコー グランドセイコー SBGW295です。初代グランドセイコーの復刻デザインで今回はステンレスモデルでの登場です。
総合評価: 90点
(各項目25点満点)
デザイン: 24点
デザインは初代グランドセイコーの復刻デザイン。文字盤は黒で金沢の漆塗り職人田村一舟氏によるものでインデックスは純金の高蒔絵です。ひとつひとつ完全に手作りで出来ていて非常に上品な文字盤です。
ベゼルも極端に薄くしていてドーム型のサファイアガラスと相まってクラシック感がまた良いですね。
外装: 23点
ケース素材にはブリリアントハードチタンというステンレスに似た色味のチタンを採用しています。グランドセイコーのブライトチタンからさらに進化させたケースとなっています。
厚みは10,9mmと手巻きにしては薄くはないですがサファイアガラスの分1mm程厚くなっているようです。
また、革ベルトには牛革と糸で編みこんだ鎧織(よろいおり)という技法が施されています。ひとうひとつ革を編みこんでいる非常に手間隙かかったベルトです。
ムーブメント: 22点
ムーブメントは手巻きの9S64を採用しています。何度か触れていますが自動巻きとはプレートを変更してドイツ時計の3/4プレートを思わせるような仕上がりとなっています。
コストパフォーマンス: 21点
チタンケースで180万円とかなり高いと感じますが文字盤に漆と蒔絵、革ベルトも1本付属した非常に手の込んだものでケースも通常のものよりもランクが上のブリリアントハードチタンを採用しています。発売してすぐに完売したのでこの価格でも十分に買う価値があると判断されています。新品ではもうないと思いますが実物見れたら是非見てみてください。