頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

330回 ザシチズン AQ4100-22W 頑張れ国産時計のブログ 

こんにちは、第三百三十回目のレビューはザシチズン AQ4100-22Wです。

自然の美しさを切り取り和紙と共に表現した限定モデルとなります。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

紫陽花の花をイメージした文字盤とのことで非常に繊細で上質なものとなっています。また、七宝繋ぎという吉祥文様が文字盤にうっすらと施されています。

 

 

外装: 22点

チタンケースに世界的にも最高峰の表面硬化仕上げのデュラテクトプラチナを施しています。チタンだと色がグレーになるためステンレスと同じ白色を実現する為にデュラテクトプラチナとしています。

 

厚みは12,2mmと程よい厚みとなっています。和紙が厚みあるので薄さには限度があるようです。

 

ムーブメント: 22点

ソーラークォーツで年差5秒という世界でもシチズンしか出来ない機構です。超絶機構といっても問題ありませんがそこまで宣伝しないのはシチズンの奥ゆかしさでしょうか。

 

コストパフォーマンス: 23点

40万円という価格は決して安くはありませんがシチズンの最高峰ブランドらしい作りこみと仕上げはこの価格をして非常に説得力のあるものです。グランドセイコーとはまた違う日本人の為の時計という感じがしますのでデザインが気に入ればおススメです。