頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

289回 グランドセイコー SBGM221 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百八十九回目のレビューはグランドセイコー SBGM221です。

だいぶ前からあるモデルではありますが今まで取り上げていなかったので今回レビューします。

 

 

総合評価: 91点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

このモデルは前のムーブメントの時からありますが非常に評判のいいデザインです。これだけロングセラーのデザインも珍しいです。文字盤のアイボリーも他のブランドにはあまり見られず非常に良いですね。

 

外装: 22点

外装は最近のグランドセイコーのような稜線の立ったものではなく全体的には丸く仕上げてあります。また、クラシックさを出す為にこのモデルはスクリューバックではなく6本のビスで留めていますので防水性能は日常生活防水となります。この辺にもこだわりを感じます。

 

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは9S65をベースにした3日巻きの物となります。36000振動のハイビートも良いですがこの28800振動も十分高性能です。

 

コストパフォーマンス: 23点

60万円ということで今のグランドセイコーの価格帯から考えると非常にリーズナブルです。グランドセイコーもGMTのラインナップがかなり増えてきたので今後はなくなるかもしれませんので気になる方はお早めに。