あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2023年最初のレビュー第二百四十一回目はグランドセイコー SBGW287です。
昨年からこの一回り小さいジェンダーレスサイズをグランドセイコーは大幅に増やしてきております。しかも結構売れているので流石としか言いようがありません。
総合評価: 89
(各項目25点満点)
デザイン: 24点
目に鮮やかな赤い文字盤と赤いクロコダイルのベルトが目をひきます。37,3mmというケースを上手くこのカラフルな文字盤で活かしています。
外装: 21点
外装は通常モデルと同じとなります。革ベルトエレガントさを強調する為にステッチのないものにしているもの良いですね。
厚みは11,7mmとなぜか通常モデルよりも0,1mm厚くなっています。計測ミスでしょうか。厚みは標準的ですが女性がするには若干厚いのとラグがそこまで下にいっていないのやや腕の上でコロコロする感じがします。
ムーブメント: 22点
ムーブメントは手巻き使用するにあたりおそらく専用プレートに換装しています。ドイツ時計の3/4プレートにも似たものになっています。自動巻きからの派生モデルの為巻きどまりはありません。
コストパフォーマンス: 22点
ベースモデルよりも5万円高くなっていますがデザインも含めて全く別物に見えるというのとサイズの大きい9S65ムーブメントのモデルと比べると価格差はほとんどありませんので高いという感じはしません。ほかに緑の文字盤モデルもありますがかなりグランドセイコーのファーストユーザーをつかむような気がするモデルです。