頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

261回 シチズン カンパノラ AQ4010-51L 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百六十一回目のレビューはシチズン カンパノラ AQ4010-51Lです。かなりの人が待ち望んでいたコスモサインブルーのブレスレットモデルです。これは間違いなく人気が出るでしょう。

機械式の天文時計は数千万円しますので1/100で買えることからも比べようのない孤高

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

基本的には革モデルと同じですがセンターのサークルのネットの模様が省略されました。また、全体的に色が濃くなり紺色に近くなっています。全体的に落ち着いた雰囲気がより強調されました。

 

外装: 22点

全体をポリッシュ仕上げしており星のようにキラキラ光ります。また、サファイア風防もドーム型になっており「宙空の美」らしいものになっています。ケース径がなぜか1mm大きくなりました。ほとんど分からないレベルですがこれだけのために一からケースを新たに作成しているので非常に贅沢です。

 

厚みは14,1mmと逆に0,4mm薄くなりました。付け心地にほとんど差はありませんが立体感を維持しながらの薄型化は見事です。

 

ムーブメント: 16点

ムーブメントは通常のクォーツですが重い文字盤を動かすのでトルクの高いものを採用しているようです。このモデルは秒針はいらないかな?と感じます。

 

コストパフォーマンス: 23点

革モデルよりも3万円高くなりましたが定期的な革ベルトの交換がないので長い目でみるとこちらのほうがコストパフォーマンスに優れています。とはいえこのモデルだけ値上げの頻度が多く昔と比べたら結構高くなりました。今後もこのモデルだけは値上げサイクルが早いと思いますので気になる人は是非検討してみてください。