頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

191回 シチズン クロスシー EE1004-57W 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百九十一回目のレビューはシチズン クロスシー EE1004-57Wです。

満開の桜をイメージした限定モデルとなります。

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはサクラピンクのケースに桜をイメージした文字盤が非常によくあっています。全体的に非常にまとまりがあり6字位置のナイト&デイ機能もデザイン的なアクセントになっていてとても良いですね。

 

外装: 21点

外装も女性らしい細やかなこだわりが感じられます。インデックスのカットパーツはダイアモンドではありませんが輝きますしシチズンは最近はダイアモンドの代わりにラボ・グロウン・ダイアモンドを採用しています。このサイズですとコスト的には天然ダイアモンドと変わらないのですがこのあたりはサステナビリティを意識したものでしょう。また、ベゼル外周には前作mizuコレクションから引き続きのミルグレインを採用しています。これは粒を多く並べたもので非常に縁起のいいものとなります。

厚みも8,8mmと女性の腕に丁度いいサイズ感です。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは電波ソーラーモデルです。ナイト&デイ機能が付加されているのでおそらく専用ムーブメントでしょうか?ひょっとしたら以前カンパノラで採用していたムーブメントかもしれません。

 

コストパフォーマンス: 22点

ベースモデルよりも3万円ほど高くなりましたが文字盤やダイアモンドの採用など特別感を演出しています。このモデルは日付機能がないので日付のほしい人は前作のmizuやhikariコレクションにしても良いかもしれません。

このモデルの登場でこのモデルが前作も変わらず売れているというのは結構珍しい現象です。