頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

236回 セイコープレザージュ SARY221 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百三十六回目のレビューはセイコープレザージュ SARY221です。

こちらは今までいない新しいスケルトンの表現となっています。

 

 

 

総合評価: 79点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

新しいスケルトンのデザインがとても目をひきます。ムーブメントの真鍮の金色とのコーディネートでベージュの文字盤にしたのも良いですね。また、文字盤もいい感じに荒らしが施してあり表情のあるものに仕上がっています。

 

外装: 19点

外装も値段のことを考えるとそれなりといった具合です。ガラスはボックス型ですがサファイアではありません。また、革ベルトはコストも考えてカーフになっています。

バックルがフォールディングバックルになっているのもありがたいです。

 

厚みは11,6mmと自動巻きにしては標準的ですがガラスをドーム型にしたので若干

ムーブメント: 17点

ムーブメントは普及モデルでもある4Rを採用しています。6Rと比べてもクォリティや精度で劣りますがセイコークォリティなので故障も少なく十分です。

 

コストパフォーマンス: 21点

通常モデルよりもスケルトンにした関係で1万円高くなりました。この手間を考えたら1万円だけの値上げといえます。オリエントスターやシチズンコレクションと並びファーストウォッチにふさわしいものとなっています。