こんにちは、第百四十三回目のレビューはシチズン シリーズ8 NB6010-81Eです。
同じデザインでムーブメント違いもあります。(第百四十二回)
総合評価: 86点
(各項目25点満点)
デザイン: 21点
デザインはNA1010、NA1015と同じです。文字盤にマザーオブパールの透かしがない違いがあります。こちらのほうがより普通な感じのするデザインです。
個人的にはケースが個性的なので文字盤は上位モデルのNA1010のほうがあっていると思います。
外装: 22点
外装はこの価格帯では見られないようなしっかりとした作りこみです。
ケースとブレスレットの稜線がしっかりと立っているところはさすがシチズンです。
このシリーズ全てにいえますがケースにデュラテクトを施してほしかったです。
サイドは上位モデルのNA1010と違って普通の仕上がりです。
厚みは10,7mmと機械式時計としては薄いほうです。付け心地がとても良いのでこの点は良いですね。
ムーブメント: 20点
ムーブメントはこのモデルは9051という新キャリバーを載せてきました。
従来の8200系の後継機でしょうか?こちらと比べると精度は大幅に向上しています。
精度は8500系の-20~+40秒/日から-10~+20秒/日となりました。もちろんこの精度の固体は計測してもなかったので実測値はクロノメーターに近いものでしょう。
こちらもこれからの世界の普及型汎用ムーブメントになりそうです。
コストパフォーマンス: 23点
このモデルはコストパフォーマンスは最強の部類です。今年発表の国産時計の中ではこのモデルが一番お買い得だと思います。
スイス時計の100万円以下の時計と並べてもそんなに違和感は感じません。ケースの仕上げがかなり良いので本当はNA1010といいたいところですがそこまでムーブメントにこだわりがなければこちらお勧めです。