頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 202回 シチズンコレクション NB1060-12L 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百二回目のレビューはシチズンコレクション NB1060-12Lです。

今年のシチズンの新作の中でも非常に力のあるモデルです。これは相当に売れると思います。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

デザインはケースはシンプルな三針時計ですが文字盤に非常にこだわりがあります。漆の文字盤の上に銀箔をまぶした贅沢な文字盤を採用。この技術はザシチズンでも採用していますがこの価格帯で採用するというのは凄いことです。

 

外装: 21点

外装はシチズンコレクションというカテゴリーなのでそこまでこだわったものはありませんがデュラテクトプラチナを施しています。

 

厚みは12mmと自動巻きということを考えると標準的なものといえます。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは9011というものでザシチズンなどを除くと上位機種です。シリーズ8でもこのムーブメントでしょう。

精度は-10~+20秒ということですが概ね+10秒以内には入っています。

 

コストパフォーマンス: 24点

これだけこだわりのある文字盤でこの価格というのは非常にお買い得といえます。そこまで大量生産も出来ないと思いますので人気しだいでは店頭から消えてしまうかもしれません。

今年全ての国産時計の上半期で最も力強い時計の一つです。