こんにちは、第四百十回目のレビューはグランドセイコー SBGW323です。
総合評価: 85点
(各項目25点満点)
デザイン: 22点
ケースデザインは44GSのものを採用しています。文字盤は薄紫の文字盤を採用しています。ケースサイズ的には男女兼用のサイズで文字盤も絶妙などちらも使用しやすいものとなっています。デイト表示もバランスが悪くなるのか外していて正解です。小さいサイズながらも上手くまとまっていると思います。
外装: 21点
外装は44GSなのでラグの作りこみが他社ではできない非常に手の込んだものとなっています。このラグの平面でザラツ研磨を手作業で全て行うのはかなりの熟練を要します。
厚みは11,6mmとレディスとしてはやや厚いですが標準的なものといえます。
ムーブメント: 21点
ムーブメントは手巻きの9S64を搭載しています。自動巻きだと時計自体の厚みが増してしまうので手巻きにしたのだと考えます。
コストパフォーマンス: 21点
77万円という価格はもはやグランドセイコーでは安い部類になっています。
この価格だとほかのスイスブランドが候補にも上がってくると思いますが競合するIWCやゼニスと比べても仕上げの良さなどで優位性があるのでこのモデルは売れると思います。