頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 167回 グランドセイコー SBGA465 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百六十七回目のレビューはグランドセイコー SBGA465です。

グランドセイコーの普及ラインはほぼ全てのモデルがモデルチェンジしました。

 

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総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインはベーシックグランドセイコーとして非常に完成度が高いです。文字盤は雪白モデル(SBGA211)のようなもので非常に上品なものとなっています。

こちらはいわゆるベーシックラインなので全てのお店で取り扱いが出来るので通常店での雪白モデルの要望があまりにも多かった為の対策ではないかと思われます。

 

外装: 21点

外装はグランドセイコーらしい上質なものとなっています。ブレスレットは普及ラインらしく3列のカジュアルなものとなっています。

こちらは裏がスケルトンではないものとなっています。

 

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ケース厚は12,3mmと丁度良い厚みとなっています。ラグも下に向いていますのでより付け心地が良くなっています。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントはスプリングドライブの9R65で他と同じものが使用されています。

 

コストパフォーマンス: 20点

前のモデルと比べて5万円以上の値上げとなりました。インデックスが前作よりも立体的になったり専用の文字盤を採用するなどしています。また、既に旧モデルは店頭には並んでいないのでスプリングドライブの一番買いやすいものはこちらとなります。

値上がりはしましたがこの作りでこの価格というのは非常にコストパフォーマンスは高いといえます。雪白モデルよりも15万円安いのでそういう意味ではこちらもお勧めです。