頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

322回 シチズン アテッサ CB0286-61E 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百二十二回目のレビューはシチズン アテッサ CB0286-61Eです。

アテッサで一番人気のアクトラインからシンプルモデルの登場です。

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはクロノグラフなどをなくしてすっきりとなっています。シンプルにした分ケースサイズも小さくして文字盤の間延び間を解消しています。

アテッサシリーズは配色、インデックスの配置など考えられていてバランスがいいものが多いですがこちらもその好例です。

4時位置のボタンもシンプルに見せるのであればなくしてもよかったかなと思います。(埋没型のボタンにしたほうが良かったです。)

 

外装: 22点

チタンにデュラテクトDLCを施しています。この仕上げは他のブランドのものよりも耐傷性に強いので色落ちにも強いです。

 

厚みは10,6mmとクロノグラフモデルよりも0,2mm薄くなっています。クロノグラフの針を省略した分あと1mm薄くして欲しかったです。

 

ムーブメント: 20点

通常の電波ソーラーが入っています、電波性能としては他ブランドよりも電波が強く安心感があります。

 

コストパフォーマンス: 21点

クロノグラフ搭載モデルと比べて1万円しか違いがない為、クロノグラフの方が高く見えます。これだけの価格差でしたらこちらは新型ではありますがクロノグラフの方が売れていきそうな気がします。