頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

314回 セイコー プレザージュ SARY211 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百十四回目のレビューはセイコー プレザージュ SARY211です。プレザージュの中でも安価なモデルとなっています。

 

 

総合評価: 84点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

クラシックなデザインで誰にでも合わせやすいデザインとなっています。配色のバランスもとてもいいですね。デザイン的にはブレスレットではなく革ベルトのほうがいいと思いますが使いやすさを考慮したのでしょう。

インデックスなんかも少しエイジングされていて雰囲気があります。

 

外装: 20点

外装は全体的につや消しとなっており落ち着いた印象です。ブレスレットが非常にシンプルなのでこのデザインや作りをもうひと工夫するだけで高級感が全然違ってくるのでそのあたりは惜しかったかなと思います。

 

厚みは14,3mmと結構厚いです。薄くするのはコストがかかるからだと思いますがクラシックなデザインなのでもう2mmは薄くして欲しかったです。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは4Rというもっとも標準的なムーブメントを採用しています。

6Rの更に廉価版ですが十分時計としての機能を有しているので必要十分な性能といえます。

 

コストパフォーマンス: 21点

このモデル単体で見たらお得に感じますが、同じプレザージュでももっと安いモデルもあるので比べるとそこまででもないようです。

デザインが気に入ればとてもおすすめといえます。