頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

313回 セイコー プロスペックス SBEC023 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百十回目のレビューはセイコー プロスペックス SBEC023です。

 

総合評価: 88点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

ベゼルが狭く文字盤が大きく見えます。また、インダイヤルなどクラシックなデザインで昔のスポーツタイマーを思わせるようです。ケースやブレスレットのデザインも専用のもので非常に調和が取れていて良いです。

 

外装: 20点

クロノグラフの時計でどうしてもヘッド部分が重くなってしますがブレスレットがやや軽いため少々バランスが悪いと感じました。

仕上げは特につや消しと艶出しのコントラストが美しく高級感があります。

 

厚みは14,6mmとなかなか厚いです。セイコーは全体的に薄いモデルがシチズンほど多くなくここは改善してほしいです。あと1mmは薄くして欲しいですね。

 

ムーブメント: 22点

世界初の自動巻クロノグラフを開発したセイコーのキャリバー6139の正確さと堅牢さをこの8R48も踏襲しています。今では標準となったセイコーが開発した垂直クラッチと高級クロノグラフの代名詞であるコラムホイールも標準装備となります。

 

コストパフォーマンス: 24点

完全自社製クロノグラフ搭載モデルとしては破格の安さといえる。ケース、ブレスレットもこのモデル専用で正直この値段でよく専用に出来たなと感心します。

スイス時計で自社製クロノグラフであれば安くても70万円以上はするのでデザイン的にも洗練されているので非常にお得です。