頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 183回 セイコープレザージュ SARW061 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百八十三目のレビューはセイコープレザージュ SARW061です。

これで3回目ぐらいの有田焼限定モデルとなります。今回はブレスレットモデルとなります。

 

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総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

シンプルなダイアルと吸い込まれるような白が非常に上品な雰囲気になっています。独特の青白い色がなんともいえません。陶工の橋口博之氏による文字盤製作は通常の時計よりもかなり難しいようです。腕時計のような過酷な環境でも壊れにくいように作りました。

 

外装: 21点

外装は前回出したEdgeコレクションほどの稜線など仕上がりはないです、また、厚みもあってプレザージュらしくなくごつい印象があります。

厚みは14,1mmと結構な厚みです。磁器ダイヤルなのでどうしても厚くなってしまいます。このあたりは仕方ないですね。

 

ムーブメント: 21点

通常モデルと同じ6R27を採用しています。将来的にはこのあたりもいずれ6R35ベースに変わっていくのでしょうか。

 

コストパフォーマンス: 22点

有田焼ダイヤルを採用した世界限定2000本でむしろ日本よりも世界でのほうが人気がありそうです。22万円で