頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

283回 シチズン プロマスター NB6025-59H 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百八十三回目のレビューはシチズン プロマスター NB6025-59Hです。人気のメカニカルダイバーからの新型です。

このモデルも人気でオーダーしても少し待つことになっているとのことです。

 


総合評価: 93点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

「フジツボダイバー」のグラデーションダイヤルです。通常のものよりも文字盤に高級感があります。文字盤とベゼル、ケース、ブレスレット全ての調和が取れていて非常にかっこいいダイバーウォッチとなっています。デザインなら今年発表のスイス時計、国産時計のダイバーでもtTOP3に入ると思います。

 

外装: 23点

外装はわざわざデュラテクトDLCを施しています。スイス時計でDLC加工だと100万円近いものでよく使われている加工ですが10万円台で出してくるのはさすがです。DLCだとデュラテクト並に耐傷性があるので安心して使うことができます。

 

厚みは12,3mmと通常モデルと同じとなっています。

 

ムーブメント: 22点

こちらも9051という通常モデルと同じものが搭載されています。今後の中価格帯の基幹ムーブメントになるものです。セイコーの6R35よりも精度などの面では優れています。

 

コストパフォーマンス: 24点

セイコーのプロスペックスだと14万円ほどでステンレス、こちらはチタンで17万円ということでどちらがいいかは好みの分かれるところです。

ケースの作りもしっかりしていてこれで10万円台というのは非常にお得感の高いものとなります。