頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 157回 シチズン プロマスター BJ7111-86L 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百五十七回目のレビューはシチズン プロマスター BJ7111-86Lです。

GMT機能搭載したモデルでグッドデザイン賞を受賞したモデルとなります。

こちらはダイバーGMTという特殊なモデルで空と海で

 

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総合評価: 81点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはグッドデザイン賞受賞とあってはなかなか意見しにくいところではありますがブルーとホワイトの配色のバランスも良く視認性も高いものとなっております。

配色が上手いのか6万円台で実際は安い時計なのですが安く見えない外観になっています。

 

外装: 20点

ケースはチタンにデュラテクトを施したものとなります。ダイバーでもあるので耐傷性が高いのはありがたいですね。

 

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厚みは13,8mmとダイバーとしては標準的なものとなります。横から見るとわかりやすいですがベゼルの刻みが細かいので非常にまわしやすいものとなっています。

 

ムーブメント: 18点

ムーブメントはソーラークォーツとなります。精度も年差ではなく月差15秒と標準的なものとなります。

実際にダイビングする人にも向けたものなので電波はいらないかなとも感じますにおでソーラーで必要十分な装備といえます。

 

コストパフォーマンス: 21点

ダイバーでありGMTウォッチでもあるというとても欲張りなモデルとなっています。

また、電波機能を外すことでコストダウンにも繋がりました。ダイバーなのでチタンにしてデュラテクトを施し、6万円台というのはスイス時計では出来ない価格帯だといえます。こういう割り切ったモデルも必要だと思います。