頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

282回 シチズン アテッサ BY1004-17X 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百八十二回目のレビューはシチズン アテッサ BY1004-17Xです。

世界初の電波式ムーンフェイズウォッチで発売からかなりの人気モデルとなっています。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

ムーンフェイズがあるだけで印象がかなり変わります。さりげなくムーンフェイズのサークルだけ一回り大きくして主張しています。

月のデザインも細かくて非常に高級感があります。ムーンフェイズのところになにもないのは少し寂しい感じがあるのでここに「ATESSA」の文字を入れるなどしても良かったのかな?と思います。

 

外装: 22点

ケースはチタンにデュラテクトを施したものとなります。仕上げもしっかりとしており高級感があります。

 

厚みは10,8mmと1mm程厚くなっていますが着け心地は良好です。

 

ムーブメント: 22点

新開発「ルナプログラム」を搭載したモデルで月齢の狂いが生じない設定となっています。クォーツモデルでディスクを動かすというのはトルクをたくさん使うので案外難しいものです。

通常機械式で1220年に1日の誤差というムーンフェイズウォッチで数百万していることを考えると良く出来ています。

 

コストパフォーマンス: 22点

値上げ後の価格を含めた値段となっておりベースモデルと1万円程度の差となります。

ソーラー電波時計で10万円台中盤というのも少なくなってきているので非常にお得感があります。今ではシチズンが電波ソーラーウォッチではもっともコストパフォーマンスの良いものが多くなっていますのでオススメです。