頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

263回 カシオ MRG フロッグマン MRG-BF1000R-1AJR 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百六十三回目のレビューはカシオ MRG フロッグマン MRG-BF1000R-1AJRです。MRG化は定番の5600系と同じくらい要望がありました。フロッグマンと一目で分かるのが特徴です。

 

 

総合評価: 88点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

デザインはアナログフロッグマンとほぼ同じになります。フロッグマンといえばデジタルですが高級感に欠けることからアナログになったのでしょう。シンプルに黒と青でまとめられていて良いですが、海中での視認性はいまひとつだといえます。

 

外装: 24点

外装は70ものパーツをくみ上げて出来たもので非常に立体感と高級感のあるものに仕上がっています。これはMRGの特徴で既存の最上位機種たるべくいろいろと考えています。また、ケースもチタンのため、パーツの稜線が立っていて通常モデルと比べると違いがよく分かります。裏蓋には裏スケルトンでないにも関わらずサファイアクリスタルを圧入しています。機能的な意味はないですが特別感を演出する為でしょう。

また、ベルトはフッ素ラバーを採用し高価ながらしなやかで耐久性のあるものになっています。

 

 

厚みは18,6mmとダイバーウォッチだけあってかなりの厚みです。G-SHOCKなので驚きませんがさすがに腕に乗っている感が強いです。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントはBluetooth機能付き電波ソーラーです。通常モデルよりも金属製品を多様してるとのことですが性能は変わらないと思います。

 

コストパフォーマンス: 20点

フルチタンケースとはいえ60万円近い価格というのはさすがに高いと感じます。とはいえすでに予約で年内入荷分はほとんど埋まってしまっているので購入希望者は一定数いるのでしょう。また、ダイバーモデルということもあるので日常使いでなんら気にすることなく使用できるので日頃からマリンスポーツや釣りなどの人で使う人にとってはもっとも丈夫でもっとも高価な時計として愛用できると思います。