頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー カンパノラ BU0020-71E 天彩星(あまいろほし) 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百三十回目のレビューはカンパノラ BU0020-71E 天彩星(あまいろほし)です。

今まであったBU0020-03A(天満星あまみつほし)のリニューアルモデルです。天満星は引き続き販売しています。

 

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総合評価: 80点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

天満星よりも文字盤の黒色が多くなりました。それによって引き締まった感じになりました。また、このモデルの特徴としてムーンフェイズが今まではシンプルなものだったのが新型は版を8回も重ねた精密なものとなりました。

 

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外装: 19点 

外装もしっかりと作りこまれたものとなります。ドーム型サファイアガラスも死角がなくしっかりとした作りとなっています。

 

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厚みは14,8mmと厚めです。文字盤を立体的に見せる為には薄くできませんがこれもカンパノラの魅力の一つとなっています。

 

ムーブメント: 18点

リング状のソーラーセルを採用したモデルで、デイデイト、ムーンフェイズをディスクで表現しています。ディスクを動かすには大きなトルクを必要とするので通常のソーラーでは出来ないと思うのですがお見事です。

カンパノラではこのモデルがソーラーモデルとなっており電池交換が面倒くさいという人にもピッタリです。

 

 

コストパフォーマンス: 20点

こちらは以前からあるレギュラーモデルと同じ価格となります。ムーンフェイズにかなりコストかけたにも関わらず同じ価格というのは頑張りました。

文字盤も黒一色となり引き締まってきており比べるならばBU0020-03Aよりもこちらのほうが個人的にはお勧めです。