頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

248回 セイコー プレザージュ SARX103 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百四十八回目のレビューはセイコー プレザージュ SARX103です。

世界限定2000本で国内では350本流通するようです。夜明けの空をイメージした文字盤となっています。

 

 

総合評価: 89点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

プレザージュでも人気のデザイン「edge」シリーズでケースなどもしっかりと角を立ててあります。文字盤がダークブルーでケースのブラックとの相性もとても良いです。

 

外装: 22点

ベイビーGSといわれるだけあってケースの仕上げもしっかりと稜線が立っておりGSと比べると劣りますが高級な仕上がりです。

 

厚みは11,1mmと自動巻きにしてはかなり薄いケース厚ですので付け心地も非常にいいです。

 

ムーブメント: 22点

6R35を搭載しています。70時間のロングパワーリザーブを擁しティソのパワーマチック80と並んで世界最高峰のエントリームーブメントです。(個人的にはクロノメーターまで追い込めることから調整の幅はとパワーリザーブはパワーマチック80、耐久性は6R系だと思います)

 

コストパフォーマンス: 24点

ケースをオールブラックにして限定モデルにしながらも価格は通常モデルと同じというのは素晴らしいです。こちらのほうが絶対におススメです。

特に記載がないのでおそらくケースはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)ではなくIPメッキだと思います。DLCよりは強度では落ちるので何年も使うと黒いところは薄くなってくると思いますがそれもアジ」だと思ってください。