頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

246回 シチズン アテッサ AT8254-61E 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百四十六回目のレビューはシチズン アテッサ AT8254-61Eです。

シチズンが世界初の電波時計を世に出して30周年を記念したモデルです。新時代の夜明けをイメージしたものとなっています。このシリーズは単一一般モデルではもっともロングセラーではないでしょうか。もう15年くらいデザインも変わらず継続しています。

 

 

総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

珍しいローマ数字が目をひきます。また、文字盤にラメを施しキラキラした光沢がありサクラピンクのベゼルと相まって非常にデザインは美しいです。サクラピンクは男性にはフェミニンすぎるようになってしまいますが上手く黒を入れることでまとめてきているのはさすがです。

 

外装: 21点

外装はチタンにシチズン得意のデュラテクト、ベゼルにはデュラテクトサクラピンクを施しました。

 

 

厚みは9,7mmとベースと同じ厚みです。この薄さは相変わらず素晴らしいです。

 

ムーブメント: 20点

ダイレクトフライト月の電波ソーラーを採用しています。リューズ操作ですばやく簡単に海外の時間に合わせることが出来るすぐれものです。電波性能はシチズンが最も優れていますので15年以上も同じムーブメントであっても第一線級の性能なのでしょう。

 

コストパフォーマンス: 22点

ベースモデルと比べて15000円高くなっています。文字盤のラメ加工と専用インデックス、ベゼルのサクラピンクの価格差でしょう。

デザイン的に気に入ればですが個人的にはこれまでのバーインデックスよりも格段にかっこいいのでおススメです。