こんにちは、第百四十一回目のレビューはシチズン シリーズ8 NA1004-87E 頑張れ国産時計のブログです。8年ぶりに復活したシリーズ8の復活となります。
前作は電波時計と高級時計と同等のの外装というので売り出していました。最初こそ好調ではありましたがその後はGPS時計の台頭もあったりで徐々に劣勢になっていき廃番となりました。
今回は新たなムーブメントを開発しての復刻となります。
総合評価: 89点
(各項目25点満点)
デザイン: 22点
デザインは徹底的に無駄なものをなくしたものとなりますとありますがベゼルに黒いリングを載せたりといろいろデザインはいじっているようです。
比較的個性的なショパール、ピアジェのような高級スポーツウォッチのジャンルを狙ったものでしょうか。非常に今の時代にあった洗練されたデザインとなっています。
外装: 22点
外装はソリッドな塊感があり非常に高級感に満ちています。ベゼルの黒はデュラテクトDLCMRKかセラミックにしてほしかったです。シチズンの技術ならほとんど値段も上げずに出来たと思います。
ブレスレットは直線の切り出しのようなデザインでとても良いですね。100万円委譲するショパールやピアジェのスポーツモデルと比べても遜色ありません。
厚みも10,9mmとコレだけの塊感をだしながら付け心地にも十分配慮されています。
ムーブメント: 22点
ムーブメントは新開発のcal:0950を初搭載しています。おそらく今後はMIYOTA製cal:9015の後継機になっていくのでしょう。cal:9015も名機だったcal:0910のデチューンムーブメントで非常に安定感のあるモデルでした。
cal:0950はこれに更に精度を追い込み、耐磁性能の向上とパワーリザーブも50時間に延長され全方位で性能が向上しました。
世界中の汎用高級ムーブメントはこのcal:0950とETA社の2892が主流になっていくでしょう。
コストパフォーマンス: 23点
非常に高級感のある外装、今の時代にあったデザイン、新開発ムーブメントと新しいものをふんだんに詰め込んだ意欲作です。コレで22万円というのはお買い得だといえます。
値段のわりに良いムーブメントち外装を備えていますのでこの価格帯だとロンジン、ボーム&メルシエ、タグホイヤーなどと競合しますが互角以上のものだといえます。