頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 169回 カシオ オシアナスマンタ OCW-S6000-1AJF 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百六十九回目のレビューはカシオ オシアナスマンタ OCW-S6000-1AJFです。

オシアナスの新しいメインモデル(いわゆるマスコミモデル)です。

 

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総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 23点

デザインはオシアナスの中でもトップクラスに良いですね。ベゼルの外周に枠がなく横からみてもオシアナスのトレードカラーのブルーが鮮やかに輝いています。

また、人気の八角ならぬ十二角ベゼルが存在感と高級感を強調しています。

 

外装: 22点

外装で真っ先に目に映るのが十二角ベゼルです。見るからにコストがかかっています。

また、高級ラインのマンタらしくブレスレットも5列となっておりポリッシュとサテン仕上げのコントラストが美しいです。

 

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厚みは8,7mmと9mmを切ってきました。たくさん針を使用していますがこの薄さに薄めたというのはさすがです。この薄さなので付け心地もとても良いです。

 

ムーブメント: 20点

ムーブメントは電波ソーラー+Bluetooth機能が組み合わさったものです。GPSにしたらもっと厚くなってしまいますので電波で正解です。

 

コストパフォーマンス: 21点

価格はオシアナスとしては高めの27万円台です。ベゼルなどかなり凝ったつくりになっているのでここは仕方のないところでしょう。

国産時計全体を見ても電波時計としては最も高価なモデルの一つです。あきらかにレギュラーラインとは違うものとなっておりますので電波時計でいいものをという方にはお勧めです。