頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 140回 カシオ オシアナス OCW-S5000MES-1AJR 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第百四十回目のレビューはカシオ オシアナス OCW-S5000MES-1AJRです。こちらは前回プラチナ箔モデルをご紹介しましたがこれのプラチナ箔+純金バージョンです。

 

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総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

デザインはプラチナモデルと同じですが金が入ることでより華やかな印象に仕上がっています。また、ケース自体もDLC(ダイアモンドライクカーボン)仕上げとなっていて漆黒の中に金色が浮き出ていてとても綺麗です。

 

外装: 23点

外装はDLC(ダイアモンドライクカーボン)仕上げなので通常のチタンモデルよりもより耐傷性に優れます。

ブレスレットもグラデーションになっているのは同じです。こういうのはコストがかかるのですがカシオ最上位モデルということでしっかりと作りこまれています。

 

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厚みは9,3mmとオシアナス最薄モデルなのでつけ心地もとても良いです。

 

ムーブメント: 19点

ムーブメントは通常の電波ソーラー+Bluetoothモデルとなります。

GPSを無くす事で薄く、安く作ることが出来ます。この辺はもうGPSはセイコーに任せるというスタンスで正解だと思います。

 

コストパフォーマンス: 20点

プラチナのモデルよりも更に7万円ほど高くなっています。ケースをDLCにしたりプラチナだけでなく純金を施すということでさらに手間隙が掛かっていますし販売本数も更に少ない300本というのでこの価格です。

このモデルは既に買うことが出来ないかもしれませんがとても綺麗なのでお勧めです。

 

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