頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー セイコープロスペックス SBDX035 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第六十五回目のレビューはセイコープロスペックス SBDX035です。

セイコーダイバー三部作の第三弾です。「ツナ缶」という愛称で親しまれているセイコーオリジナルのデザインです。

 

f:id:japanesewatch:20200619184058j:plain

 

 

総合評価: 94点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

個人的に3部作で一番好きなモデルです。こちらは黒を青の配色も非常にバランスがよくまとまっています。

この唯一無二のデザインと赤の印字がさりげなく限定モデルだと分かるところが良いですね。

 

外装: 25点

外装は素晴らしいの一言です。独自のセラミック製外胴とチタン、エバブリリアントスチールを採用しました。まさに最強の素材の組み合わせです。

深海のあらゆる状況を想定して作られているので、本当にダイビングする人にはこれ以外選択肢が無いというぐらいしっかりしています。

スペック的には最強の機械式ダイバーウォッチです。

 

f:id:japanesewatch:20200619190300j:plain

ケース厚は17,7mmとかなり厚く、付け心地もそこまで良くなく腕の上で若干遊んでしまいます。

 

ムーブメント: 22点

ムーブメントは8L35を搭載。これは従来からあるものと同じです。

他の2モデルのように36,000振動ではありませんがこちらも非常に良いムーブメントです。

 

コストパフォーマンス: 23点

ベースモデルよりも10万円高くなっていますがそれでもこのスペックでこの価格ならかなり安い。スイスブランドでこれクラスで100万円以下はありませんので。

機能を追及したらこのデザインに行き着いたということで非常に語るところも多いモデルです。