頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー カシオ オシアナス OCW-S5000E-1AJF 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第五十回目のレビューはカシオオシアナス OCW-S5000E-1AJFです。

オシアナスの高級ラインの中でも人気の高いシリーズです。

ベゼルのギザギザがいかにもコストがかかっている感じもしますしデザインも機械式クロノグラフ調でなじみます。

 

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総合評価: 83点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはオシアナスで人気のある縦配列のクロノグラフ調デザインです。

オシアナスは初期のころから第二時間帯表示が標準でついていてとても便利だと好評です。

ケース、ブレスレット共に上級モデルらしく凝ったデザインになっています。このあたりは10万円のモデルとは全然違いますね。

また、少しオシアナスらしいブルーの入った感じもオシアナスらしく人気です。

 

外装: 23点

外装も角をしっかりとっていて非常にコストがかけられています。

このあたりはスイス高級ブランド比べても遜色ないでしょう。

ベゼルのブラックはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)仕上げとなっており耐久性と色のアクセントの意味があります。こちらもスイス時計だと+10万円位なのですがなんとわずか1万円のアップにとどめています。

 

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そしてこのモデルの特徴はなんといってもこの薄さでしょう。

厚みは僅か9,5mm(通所モデルは11,7mm)とシチズンアテッサAT8040とほぼ同じ薄さになっています。(AT8040は9,7mm)

2mmも違うと付け心地は全然違いますので是非つけ比べてみてください。

 

ムーブメント: 18点

通常の電波時計ですがさらにアプリ機能もありますので時刻修正がさらに楽になっています。

正直買ってもアプリ入れていない人もいるのであったら便利かなという程度にアプリはお考えください。

 

コストパフォーマンス: 20点

オシアナスでも高級ラインということで高い部類ですがこの薄さと仕上げの贅沢さは素晴らしいです。何本も要らないと思うのでオシアナスでどれか1本で財布に余裕があればこちらがおススメです。

このオシアナスの黒文字盤に青の指し色が好きな人は本当に多いです。