頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー セイコープロスペックス SBDY021 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第五十一回目のレビューはセイコープロスペックスSBDY021です。

プロスペックスの中でもリーズナブルな自動巻きモデルで、遊びで持つにもいいかもしれません。

 

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総合評価: 75点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 21点

いわゆる「タートル」というペットネームで呼ばれるプロスペックスを代表するモデルです。このデザインは好き嫌いが分かれるところです。

このモデルはなんといっても文字盤が美しい。ブルーグラデーションがとても良いですね。

 

外装: 18点

 

外装は価格なりの仕上げとなっています。

この価格対では滅多にありませんが欲を言えばベゼルはセラミックにしてほしいですね。

ベルトはこの価格帯でも高価なシリコンバンドを採用、これは普通のラバーよりも丈夫で高価です。

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厚みは13,4mmでダイバーであれば標準的な厚みです。シリコンバンドのお陰で付け心地は良好です。

 

ムーブメント: 16点

4Rというセイコーでもかなりリーズナブルなムーブメントとなっております。

振動数も21600と現行は28800振動にシフトする中では劣ります。(低振動が劣るという意味ではありません)

 

コストパフォーマンス: 20点

以外にダイバーでこの価格帯というのはなかなか無いので予算の限られた方には良いかもしれませんが、満足度はもう少し頑張って85,000円のSBDC083を買った方が満足度は高いです。

このあたりは実際に海で使うなど道具感覚で使うのには良いかもしれません。