こんにちは、第十二回目のレビューは新作のプレザージュ SARX061 有田焼ダイヤルです。
有田焼は皆さんご存知の陶器で、伊万里もこのあたりのももので特に古伊万里などは非常に高額で取引されています。
このプレザージュ有田焼ダイヤルは世界に向けて販売しているプレザージュならではです。
ダイヤルは普通の有田焼よりも強度を増しておりより割れにくく仕上げています。
また、有田焼独特の青みががかった白も忠実に再現されています。
日本の良さを海外に発信しているこの姿勢は素晴らしいですね。
総合評価: 85点
(各項目25点満点)
デザイン:23点
国産最初の腕時計「ローレル」をイメージして12時位置を赤くして雰囲気出しています。また、あえてアラビア数字でなくローマ数字にしたというのが有田焼が主にヨーロッパで愛されたということでローマ字だと思いますがとてもマッチしています。
外装:19点
外装は通常のプレザージュと同じ仕上げかと。平均的な仕上げになっています。
プレザージュは文字盤に目が行ってしまってケースなどはあまり気にしないかもしれません。
ケース厚は陶器を使っているので厚くなります。12,7mmは三針にしてはちょっと厚いですがこれは仕方ないですね。
ムーブメント:23点
こちらも新型ムーブメント6R35を搭載しています。
今後プロスペックス、プレザージュの中位機種はこれに変わるのでしょう。
70時間というロングパワーリザーブはありがたいですね。実測精度も±10秒/日と上出来です。
コストパフォーマンス:20点
有田焼という特別なダイヤルと新型6R35を搭載したことでベースモデルSARX049よりも8万円高くなりました。それでも十分安いと思います。
ベースモデルにするかこの有田焼にするか・・・悩ましいところです。
個人的には有田焼ダイヤルの方が好きですね。
この青みかかった白文字盤はすごく良いです。