頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー オリエントスター スケルトン RK-DX0001S 頑張れ国産時計ブログ

こんにちは、第十一回目のレビューはオリエントスターのフルスケルトンです。

こちらは一番新しい色のホワイトカラーになります。

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RK-DX0001S ¥240,000(税抜)

 

ベースムーブメントは伝統の46系ですが各部仕上げ、ロジウムメッキで同じとは思えないぐらいの高級感を漂わせています。

ケルトンにするには単に地板を抜けばいいのではなく形が歪むのを修正したり歯車同士の遊びも考えながらの緻密な計算わしないといけません。

オリエントスターは地板装飾はおそらくマシンメイドですがこれが職人によるハンドエングレービングだと軽く+50万はします。

ケルトンにしては時間も非常に見やすく防水も50Mあるので日常使いも出来る時計になってます。

また、バックルもDバックルという毎回穴に通必す要の無いものなので楽ですね。

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総合評価: 84点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン:22点

数多あるスケルトン時計の中でもかっこいい部類です。しかも肉抜き(地板を抜く)もとてもバランスが良いです。

時間も見やすく、クラシックでありモダンでもありとてもかっこいいと思います。

 

外装:19点

Dバックルというのがとても良い、ケース厚も10,7mmと比較的頑張ったほうです。

全体的なエッジも程よく立っていてコストがかかっています。

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ムーブメント:22点

46系ムーブメントにスケルトナイズしているので+1点しました。

ケルトンになるとどうしても耐久性が落ちてしまいますが、この46系は半世紀作り続けられているのでそのあたりも安心です。

 

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コストパフォーマンス:21点

ケルトン時計としてこの価格はかなりお得です、見えるところは手が抜けないのでベースの46系をかなり磨きいれてロジウムメッキしてと手間がかかっています。

ちょっと高いかもしれませんがおススメのスケルトンウォッチです。