こんにちは、第十一回目のレビューはオリエントスターのフルスケルトンです。
こちらは一番新しい色のホワイトカラーになります。
ベースムーブメントは伝統の46系ですが各部仕上げ、ロジウムメッキで同じとは思えないぐらいの高級感を漂わせています。
スケルトンにするには単に地板を抜けばいいのではなく形が歪むのを修正したり歯車同士の遊びも考えながらの緻密な計算わしないといけません。
オリエントスターは地板装飾はおそらくマシンメイドですがこれが職人によるハンドエングレービングだと軽く+50万はします。
スケルトンにしては時間も非常に見やすく防水も50Mあるので日常使いも出来る時計になってます。
また、バックルもDバックルという毎回穴に通必す要の無いものなので楽ですね。
総合評価: 84点
(各項目25点満点)
デザイン:22点
数多あるスケルトン時計の中でもかっこいい部類です。しかも肉抜き(地板を抜く)もとてもバランスが良いです。
時間も見やすく、クラシックでありモダンでもありとてもかっこいいと思います。
外装:19点
Dバックルというのがとても良い、ケース厚も10,7mmと比較的頑張ったほうです。
全体的なエッジも程よく立っていてコストがかかっています。
ムーブメント:22点
46系ムーブメントにスケルトナイズしているので+1点しました。
スケルトンになるとどうしても耐久性が落ちてしまいますが、この46系は半世紀作り続けられているのでそのあたりも安心です。
コストパフォーマンス:21点
スケルトン時計としてこの価格はかなりお得です、見えるところは手が抜けないのでベースの46系をかなり磨きいれてロジウムメッキしてと手間がかかっています。
ちょっと高いかもしれませんがおススメのスケルトンウォッチです。