頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

327回 グランドセイコー SBGH343 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第三百二十七回目のレビューはグランドセイコー SBGH343です。

 

 

 

総合評価: 85点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 21点

春らしい若草色の文字盤です。今までこのような色はなかったので人気が出そうです。

独特の文字盤のテクスチャーとほんのり緑がとても相性が良いです。このあたりの色彩感覚は流石だといえます。

 

外装: 22点

ケースは62GSの流れを汲んだものとなっています。ベゼルレスのデザインで今見ても斬新な設計に見えます。

 

厚みは12,9mmで一般的な厚みです。やや腕に乗る感じにはなります。

 

ムーブメント: 22点

安定感のある9Sキャリバーを搭載しています。9SA5の評価が高すぎて霞んだ感もありますが今でも十分現役モデルです。9Sは長年作られていて精度の安定感もとても良く長く使っても安心できます。

 

コストパフォーマンス: 20点

さすがに100万円超えてくると高いと感じます。これでもロレックスよりも安くてオメガと同程度の価格なのでこれらと比較するには丁度良いと思います。修理代もロレックス、オメガの半額程度で出来るので将来的なコストパフォーマンスは高いと思います。