こんにちは、第二百五十四回目のレビューはグランドセイコー SBGH311です。
総合評価: 88点
(各項目25点満点)
デザイン: 23点
25年前に登場した9Sムーブメントを搭載したモデルと同じフォルム、サイズでの出してきました。文字盤の雲海を思わせるテクスチャーのある文字盤は非常に上品です。
ローターに陽極酸化処理を施し独特のスカイブルーを出しました。この陽極酸化処理は取れてしまうこともあるので触らないところに施すところセイコーはよく分かっていますね。
個人的には37mm
外装: 21点
外装の特徴は特にありませんが今まで通りのザラツ研磨を施した高級感のあるケースです。
厚みは13,3mmとこのムーブメントは少し厚いです。今は自動巻きでも薄いものも多いので厚く感じます。
ムーブメント: 23点
グランドセイコーは最初クォーツで復活でしたがその後この9Sムーブメントが登場しました。当初は9S55というものに、その後9S65、ハイビートモデルの9S85と登場しています。9S55は当時のロレックス3135と比べても仕上げの面で劣っている部分がありましたが9S65で改善。9S85は3針時計としては世界的にみても久しぶりにハイビートとして登場しました(36000振動/毎時)。主役の座は9SA5に取って代わりましたがその改善の歴史は素晴らしいものがあります。
コストパフォーマンス: 21点
限定モデルとはいえ88万円はやや高いかと思います。通常モデルよりも10万円高くなっています。国内限定600本でやや少ない本数ですので気に入ったら非常にいいと思います。