頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

レビュー 178回 グランドセイコー SBGM247 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第百七十八回目のレビューはグランドセイコー SBGM247です。

久しぶりに登場したハイビートではない機械式のGMTモデルとなります。

ここ2~3年GMTモデルをかなりの数出していますがなぜなんでしょうか?

 

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総合評価: 86点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはクォーツGMTとよく似たデザインになっています。デザインは非常にオーソドックスですが初採用のカーキ文字盤は非常に良いですね。少しミリタリーっぽいのでこのモデルはNATOストラップとの相性もいいと思います。

 

外装: 21点

外装はスポーツラインらしくつや消し仕上げをメインにしたものとなっています。ベゼルがステンレスなので傷はつきますが割れることはないので使っていくうちにあじが出てくるでしょう。

 

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厚みは14,4mmとなかなかの厚さとなっています。ベースのムーブメント自体が薄くはないので仕方がないですね。

 

ムーブメント: 21点

ムーブメントは通常の28800振動のものにGMT機能を搭載しております。ハイビートのような特別仕様ではありませんががんぎ車など軽量化させてパーツの負担を減らしています。

 

コストパフォーマンス: 22点

価格的にはハイビートモデルよりも10万円以上安くなっています。GMTモデルとしてはクォーツの次に安いものになっていますので買いやすい価格帯だといえます。