頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

274回 オリエントスター RK-BZ0003S 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百七十四回目のレビューはオリエントスター RK-BZ0003Sです。

オリエントスターは今のところ唯一値上げをしていないブランドとして今年に入り非常に売上好調なブランドですが上位モデルであるシリコンガンギ車搭載モデルの新型が登場しました。

 

 

総合評価: 90点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

スポーティなデザインのモデルとなります。非常に似たモデルにRK-AV0A02Sがありますが良く見るとこちらのモデルのほうが複雑になっています。今まではガンギ車搭載モデルはクラシックなモデルしかなかったのでとても良いですね。

 

外装: 20点

外装もこちらは最上級グレードに属するだけあって十分に良い仕上げとなっています。とはいえシチズンのような特殊な仕上げだったりチタンを使っているわけではありません。

 

厚みは12,4mmと三針自動巻き時計としては少し厚いほうですがそこまで気にはなりません。

 

プレステージショップモデルはこちらのナイロン縫いストラップがつきます。結構高級に見えます。

 

ムーブメント: 24点

エプソン社の高い技術力をもって開発した自社製シリコンガンギ車を搭載しています。精度も実測値ではクロノメーターに準じたものとなっており磁気にも非常に強くなっているので安心して使うことが出来ます。

 

 

コストパフォーマンス: 24点

通常クラスはハミルトンと競合(値段はかなり違ってきましたが)しますがこの上位モデルに関してはロンジン、ボーム&メルシエとの競合となります。それらと比べると価格は30%以上お得感あります。

性能的には遜色ありませんので是非このモデルも検討してみてください。