頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

243回 オリエントスター RK-AZ0102L 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百四十三回目のレビューはオリエントスター RK-AZ0102Lです。

 

 

総合評価: 91点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 24点

デザインは歴代オリエントスターの中でもトップクラスです。スケルトンシルバー、グレー、ブルーの配色が絶妙で雲上ブランドにも見えてしまうほどだといえます。青い針はブルースチール針ではなくEPSONの技術力を活かした高度なPVDでしょう。

全体的なまとまりも凄くよく高い完成度を誇ります。

 

外装: 20点

ケースはスケルトンの革モデルともすこし違っているようです。革モデルはクラシックさを出す為にラグが細くなっていますがこちらはスポーティさを出しているのでラグが少し太くなっています。

外装はザラツ研磨を施しているので光り方がすこし違います。

 

厚みは10,8mmとスポーツウォッチ風にしてはかなり薄いほうです。

 

ムーブメント: 24点

ムーブメントはF8というおそらくF7のスケルトン手巻き使用です。

精度もオリエントスターの現行品の中では最も良く-5~+15というものに収まっています。EPSONの技術力を動員した自社製シリコンひげぜんまいを搭載するなど磁気への対応もしっかりしています。

パワーリザーブが70

 

コストパフォーマンス: 23点

ベースの革モデルと比べて2万円高くなっています。ブレスレット使用になったのと付属でワニ製革ベルトと専用バックルもついてきていますのでむしろこちらのほうがお得感が高いものとなっています。

日常使いの出来るスケルトンウォッチとして非常にお勧めのできるものとなっています。