頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

223回 グランドセイコー SBGN029 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百二十三回目のレビューはグランドセイコー SBGN029です。大人気だった前モデルのマイナーチェンジモデルとなります。

 

 

総合評価: 87点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

グランドセイコースポーツコレクションでこちらは4時位置にリューズのついているモデルとなります。

今回はリューズガードがないのとつや消し領域が増えたのでデザイン的にはおとなしくなった印象です。またベゼルがすっきりとしたものになっているので通常のモデルのような感覚で使えます。

 

外装: 21点

全体的にスポーツモデルらしいヘアライン仕上げとなっており、全モデルよりもヘアラインの範囲が広くなっており無骨な感じがします。

 

 

厚みは前モデルよりも0,2mm厚い12,3mmとなっています。やや厚い感じしますが使いやすいほうです。

 

ムーブメント: 24点

トルクの弱いクォーツで針をもう一本増やすというのは他社でほとんど見ないものです。また日付もデイトジャストになっていて非常に完成度が高いものとなっています。

 

コストパフォーマンス: 20点

前モデルよりも2万円高くなりました。すこし変化を持たせて値上がり感をわかりにくくしています。それでもスポーツGMTクォーツとしては

クォーツ(年差10秒)でGMTほしい方はおススメです。