こんにちは、第百三十二回目のレビューはカシオ オシアナス OCW-S5000ME-1AJFです。
最近シリーズ化しつつある日本の伝統技法を用いたモデルとなります。
総合評価: 87点
(各項目25点満)
デザイン: 24点
個人的には歴代オシアナスの限定のんかで最も完成度の高いものと考えています。基本的にモノトーンで仕上げていながらも蒔絵の技法をさりげなく全面に出して非常に上品で高級感のあるものに仕上がりました。
この蒔絵は京蒔絵師 下出祐太郎氏により一つ一つ手作りにて生産されているので全ての文字盤の表情が違います。
非常にデザイン的にも間がられており、またオンリーワンの優越感があって良いですね。
外装: 22点
外装は薄型ケースを採用したものとなっています。ケースもエッジがしっかりと立っておりカシオの最上級ブランドらしいものとなっています。
ブレスレットもグラデーションになっていて見た目と付け心地の両方がとても良いものとなっています。これはとてもコストのかかる手法ですがしっかりと取り入れられていて流石ですね。
厚みは9,3mmと針をたくさん使用しているにも関わらず非常に薄く作っていてとても良いですね。
ムーブメント: 19点
ムーブメントは通常の電波ソーラー+Bluetoothモデルとなっています。
GPSだと分厚く高額になるので思いきって捨てて正解です。高級なGPSはセイコーアストロンに任せるというので良いと思います。
コストパフォーマンス: 22点
手仕事による日本の伝統的な蒔絵を施した時計が手に入るというのでそれだけでも価値があります。
価格も限定というのと加えて8万円上がっていますが妥当だと思います。
限定と言うと奇抜なモデルも多い中オーソドックスなデザインで1500本と比較的少なめな限定本数なのですぐになくなると思います。