頑張れ国産時計のブログ

国産4大ブランド(セイコー、シチズン、カシオ、オリエント)を実際に販売員の立場からレビューしてます。日本の時計は非常に高品質でありながら価格的にはとてもお得感のあるものばかりですが販売している現場の人間としてもっと評価されるべきだと感じています。是非、これから国産時計を買おうかまた、スイス時計を買おうかという人にも参考になればと思います。

266回 セイコー アストロン 国境なき医師団限定 SBXY059 頑張れ国産時計のブログ

こんにちは、第二百六十六回目のレビューはセイコー アストロン 国境なき医師団限定 SBXY059です。こちらは電波ソーラーモデルの限定となり初登場です。

今まで電波モデルはブライツというモデル名でしたがアストロンに統一されたことで印象自体は薄くなってしまいましたがケースデザインなども格上のGPSのものを踏襲しています。

 

 

総合評価: 78点

 

(各項目25点満点)

 

デザイン: 22点

デザインはGPSモデル同様白と赤を基調にした非常に爽やかなモデルです。意外と白文字盤というのは少ないので結構貴重です。かなりまとまりのある配色にしていてさすがです。

 

外装: 22点

外装はこのネクスターモデルはしっかりと面取りされていてこの高級感があります。

 

厚みは11,4mmと普通の厚みです。このあたりもシチズンアテッサですと10mmくらいなことを考えるともっと薄くできるかなと思います。

 

ムーブメント:17点

ムーブメントは通常の電波ソーラーモデル。使っていて全く問題のないレベルです。

 

コストパフォーマンス: 17点

ベースモデルよりも3万円高くなっています。GPSモデルが4万円高くなったとはいえ付属のシリコンバンドを含めてなのでこちらのほうが割高感が高いものとなります。この価格帯だとシチズンアテッサと比べるとかなり価格差が出てきていますが(シチズンのほうが安い)スイスのハミルトンなどと同じ価格帯なので正確な時計がいいという方はこちらをお勧めします。